あいまにFXブログ

~今日もFXで生き残るために~

FXトレードは臨機応変な対応が不可欠、でもお金の損得がかかる時、私は臨機応変に対応できていたでしょうか?


FX取引に携わり、

市況が常に変動する中で、

臨機応変な対応が求められることを実感しました。

しかし、お金の損得がかかると、

人間の心理として硬直化してしまう傾向にあると気づきました。

この矛盾した状況をうまく乗り越えられたかどうか、自問自答したくなります。

臨機応変な対応が不可欠なFXトレード 

ポジションを組んだ後も、

予想外の展開に見舞われることが多々あります。

そういった際には機動的に対応を変えていかねばなりません。変化に強情に抗っては、かえって大きな被害に遭うリスクがあると考えるようになりました。

お金の損得に振り回された経験

一方で、お金を失う損失が出ると、

冷静な判断を下せなくなるのも事実でした。

リスクを避けようとする本能から、変化を恐れる心理が強まり、

行き当たりばったりの対応に走ってしまいました。

過去の失敗を取り返そうと、かえってリスクを重ねてしまった経験も。

サンクコスト効果に惑わされ、

“もったいない”

という思いから、

損失が重なっても簡単にポジションを手放せなかったことがありました。

また、確証バイアスに陥り、

都合の良い部分的な情報にのみ目を奪われ、

大局を見失ってしまった場面もありました。

お金の損得という感覚を麻痺させる工夫

しかし、FXトレードを「お金を賭けるゲーム」と捉えるのではなく、

「優れたシステムを運用する作業」

と割り切る発想の転換が必要だと確信しました。

損益の数字自体にとらわれすぎず、

システムが適切に機能したかに意識を向けることが何より最優先だということがようやく理解できました

サバイバルゲームのように、

「負けは死を意味する」

かのような覚悟が求められます。

しかし、システムに従えば、どんな損失からも最小の被害で生き残れると実感しています。

事前に設定した損切ラインを絶対に守り、感情的な追加売買は控える。この徹底が不可欠でした。

具体的には、

エントリールール、利確損切ルールを厳格に守る訓練が要となります。

自身のリスク許容範囲を超えるポジションは控え、

システムの軌道から外れぬよう心がける必要もあり、

感情に流されぬよう、

デモトレードでの練習を重ね、

システムの検証にもバックテストを何度も行います。

自己資金を投じるトレーダーほど感情的になりがちですが、

お金に第三者の目線を保つ習慣が必要となります。

また、

プロスペクト理論のように不確実な大きな利益を過剰に重視する心理に陥らないよう、

冷静さ思い出すように心掛けています

感情を排除できれば、生き残りのための臨機応変な対応が可能になってくると考えます

変化に富むFX市場で勝ち残るには、

臨機応変な姿勢とお金の損得への冷静さが必須となります。

行動経済学の知見を踏まえ、

お金に振り回されず、

優れたシステムを着実に運用する強い精神力を身につけることが、

トレーダー人生を継続する鍵だと実感しています。​​​​​​​​​​​​​​​​