あいまにFXブログ

~今日もFXで生き残るために~

FXルールについて考える(2)


ある時考えたFXルールが成果を出せなかった時、あなたならどうしますか?

そのままそのルールを信じて、使い続けますか?少しだけ手を加えて修正を試みますか?

それとも、根本的なルール変更に着手しますか?

どれが正しくて、どれが間違ってるかは、誰にもわかりません。答えは、その人がどういう結果に行き着くかです

多くの人が、ルール作りに、テクニカル分析ツールを用いるかと思います。

ライン、水平線、トレンド系の移動平均線や、オシレータ系のRSI、MACDなど、それらから派生したものを含めると、多くのツールが存在しています 中には聞いたことないようなツールがあったりして、何を示している線なのか理解に苦しむものまであります。そんな多くのツールの中、、どれを使うかの選択に悩まされます。

そんな多くの中からツールを調べて少し理解して選び、そして、選んだツールの検証を始めていきます。

ある時は、そのツールが機能して、利益が出ると、このツールは無敵ツールとして宝を掘り当てた気分になることでしょう。しかし、相場というものはそう単純ではないため、やがて機能しないで損失を被る直面に遭遇します。すると、そのツールの設定項目に疑いの目を向け、デフォルトから独自の数値(勝手に意味を待たせた)に変更して試してみます。それても、機能しない時は、そのツールが機能しない相場用に、補完目的用ツールを二つ目のツールとして用います。

こういう局面では、このツールを使い、この局面ではこのツール、この時は、ツールでなくラインブレイクといった具合で、チャート画面に様々な情報を表示させ、さまざな直線や曲線が引かれて、基本のローソク足の存在が薄くなるほど溢れかえり、とてつもない情報を得た気になって、凄いトレードをしている気分になります(私だけかも)

俯瞰的にみた自分をトレーダーとして惚れ惚れしている自分、自己満足に浸っているかもしれません。

ダメ認定のツールの代わりはいくらでもあるし、組み合わせも自由、飽きることなく、ツールを選び、組み合わせ、自分の神のお告げの数値を当てはめて、検証しては、さらに選び直しては、却下、新規ツールの選択とエンドレスなツール沼にハマっていきます。

そしてある時気がつきます。

自分がやっているのは、トレードではなく、テクニカルツールの検証、しかも、ツールに信頼性があるのかないのかの虚しい結果を得ているだけということに。

(これで利益が出てる人には、ごめんなさい🙇‍♀️)

それが目的の場合は、それでいいですが、FXに勝つこと(利益を出す)が目的の場合は、哀しい結末にしかなりません

でも、これは私も含めた多くの初心者がはまる沼ではないでしょうか?

今では、この沼にはまって初めて気がつく道のひとつなのかなと自分に言い聞かせています。

テクニカルツールへの期待を最小限にすることのために。

基本的にルールはシンプルなものに限ります。

他のブログや一部の書籍にもあるように、ルールを複雑にするということは、それだけリスクも増えるということになります。

ので、

ラインブレイクだけでも、移動平均線のクロスだけでも十分であることに気がついた時、たぶんFXに勝つための永い階段をひとつ登ったことになると思います。

ルールはシンプルにしたらら良い、それは理解できた、シンプルなルールで再挑戦してみる

でもそれだけで勝てるわけではありません。

そうルールを守ったから勝てるわけでもありません、そもそもはシンプルなルールから始めたはずだからです。でも、シンプルなルールにこそ道があるんだと考えています。

ですが、

ルールを守って勝つこともあれば、破って勝つこともあります。その逆もあります。結果はルール関係なく訪れてきます。

では、ルールとはなんでしょうか?

ルールは必要なんでしょうか?

利確できても損切りしてもルールを守ったほうがいいでしょうか?

私の考えは、そのルールが勝つために少しでも適しているなら、、守った方がいいのではと思います。いわゆる勝つための優位性があるルールならばということです。

ルールを守って、損失が膨らむようなら、そのルールは間違っていると考えた方がいいので、ルールの見直しを、と考えます

でも、優位性のあるルールを見つけれますか?

自分のルールは優位性があると確信持てますか?

弛まない努力の末や、運良く見つけれた人は、もしかしたら億トレーダーになっている人たちかもしれませんが、私みたいな凡人は、シンプルなルールでさえ模索してしまってます。

そしてここで次の階段が見えてきます。

そもそも相場ってなんなのか?ってことに

(続く…..)