FXトレーダーの皆さん、こんにちは。今日は、FXにおける”待つ”ことの重要性について話したいと思います。
FXでは一般的に、エントリーのタイミングを見計らって取引を行いますが、
すぐに利益が出るわけではありません。
時には、ポジションを保有したまま、しばらく時間が経過するのを待つ必要があります。
この”待つ”ことは、FXトレーダーにとって本当に大切な作業なのです。
待つことによって、以下のようなメリットがあります。
1. 冷静な判断ができる
ポジションを保有したまま時間が経つことで、一時の感情に流されずに冷静に状況を判断できるようになります。
焦って決断を下すことなく、しっかりとしたエントリー・判断を下せます。
2. 新しい重要情報を確認できる
待つ間に、新しい経済指標や重要ニュースが発表される可能性があります。
それらの情報を確認し、自分の判断の修正材料にできます。
3. 様々なシナリオを検討できる
待つ時間を活用して、様々なシナリオを検討し、備えを万全にすることができます。
例えば、どのようなレジスタンスラインやサポートラインに注目するのか、どのくらい追加でエントリーするのか、などです。
しかし、待ち過ぎるリスクもあることを忘れてはいけません。
私自身、かつてある取引でポジションを保有したまま待ち過ぎてしまい、
チャンスを完全に逃してしまった経験があります。結果として大きな損失を被ることになりました。
一方で、待てない時もあります。
ある時は指値注文が約定し、すかさず利益確定する必要が出てくることもあります。
そういった時に、じっくり待っていては逆に損失に繋がる可能性があります。
昨年、ある通貨ペアで大きな値動きがあった時に、私はすぐさま決断し利確しました。
結果として、大きな利益を得ることができました。
こうした経験から、状況次第では、早めの判断とエグジットも選択肢の一つだと学びました。
FXでは”待つ”ことと”行動する”ことを賢く使い分けることが重要なのです。単に待つだけでは意味がありません。
このように、FXにおいて”待つ”ということは決して無駄な時間ではなく、
しっかりと冷静な判断を行う上で必要不可欠な作業です。
しかし、過度に待ち過ぎるリスクも念頭に置く必要があります。
焦らず、落ち着いて判断を下せるよう”待つ”力を養いながら、状況判断力も磨いていきましょう。