FXトレーダーとして、損切りできないことは致命的な問題です。なぜなら、損切りできなければ、いつかは大きな損失を被るからです。しかし、多くのトレーダーが、この重大な問題に囚われています。
損切りできない主な理由は以下の通りです。
1. 過剰なプライドと期待
ポジションを持った後、自分の分析が正しいと信じ過ぎてしまう。「きっと反転するから」と思い込み、損切りを先送りにしてしまう。
ケース: ドル円ショートのポジションを持っているが、思ったように下落しない。「きっと米中貿易摩擦の影響が出るから下がるはずだ」と期待し続ける。結果、大損被る。
2. 損失を認めたくない心理
損失を認めるのが精神的につらく、できる限り損を受け入れたくない。「もう少しで戻ってくるかも」と思い込む。
ケース: ポンド円ロングで含み損が大きくなるが、「もうちょっと待てば戻してくれるかもしれない」と最後まで手放せない。ところが、更に下落し大損。
3. 勝ちへの偏った執着心
一発逆転を狙い、絶対に勝ちたいという気持ちが先行する。客観的に判断できなくなり、損失を増幅する。
ケース: ユーロドルショートで含み益があったものの、上げ幅が限られ、思うように含み益が出ない。「もっと上がるに違いない」と力む。結局、下落して損失。
このように、損切りできないトレーダーは毎回このように短絡的な思考をしてしまいます。感情に支配され、理不尽な期待を抱き、損失を無視し続けるのです。
自分を筆頭に、損切りできない多くのトレーダーの皆さんに向けた言葉を最後に。。。。
「お前らいつまでその甘ったれた姿勢を続けるつもりだ?ちゃんと損切ルールを守れないヘタレが、勝ち組になれるわけがない。毎回同じ間違いを繰り返し、いつまでも赤字トレーダーでいるつもりか? 損失を冷静に受け入れることができず、プロトレーダーへの道は遠い。プライドや執着心を捨てて、もっと客観的に市場を見る目を養え。それができなければ、永遠に負け組だぞ‼️」